ヘルパーつらいしきついけど嫌いじゃない

在宅の知的障害者の日々のヘルパーとして思うこと。

2013年11月号

さて、ようやく本題に入ってきました!

もう私の中ではほぼ解決を迎えたので書くんですが、実は今年の夏辺りから「来年・・・鹿児島帰ろうかなぁ」と思っていて。9月あたりでは95%ぐらいの気持ちで「よし、帰ろ」ってなってて、それからあーどうしよういつ言おうかなぁってのが2ヶ月ぐらいあって、10月末ぐらいにやっとそんな話をしました。

 まぁ、結論から言うと鹿児島帰んないし、辞めないんですけどね(・´з`・)

 

 私は95%ぐらいの確信がないと周りの人に相談(というか報告)しないんですけど、それぐらい気持ちは傾いていたので、既に仕事関係以外の人には来年帰るわ宣言をしていてなんだかもうなんだか恥ずかしい。(だけど多分「やっぱり」って反応しかされないんだろうな)

 

 東京に残ろうと思ったのはもうちょっと東京でやりたいことが出来たから、で、ある日それはストンと腑に落ちたのですが、その後すぐに、いやぁだけど今の調子で働くというのは無理だろうなぁと思い。

 

 というわけで私は思い悩むと平気で日記を4~5ページ書く気持ち悪いところがあるのでそれを読み返して激鬱だったこの1ヶ月を振り返ろうかと。

 

 仕事を辞めたい気にさせた要素を考えてみると

・自分がやったことが相手に響いているのか何なのか分からない無力感

・介助の枠をただ埋めてる感

・来年も同じ様な生活が続くんだろうな感(私も当事者も)

・長時間介助に入ってると「もう嫌だこんな自分は嫌だ」っていう自分が出て来るところ

・そんな嫌な気持ちになるんだったら別に私がやる必要ないじゃん感

・給料低いしなぁーこれからあがるわけでもないしなぁー

・とは言っても長時間の「見守り」とか特に何もやってないし。「こんなに頑張ってるのに」とか言えるほど頑張ってるってこともないし。

・はぁ、ただそこに居て空いた枠を埋めて安い対価をもらってるだけですよ私は

 

 という感じで、最終的に自分はなんて価値のない人間なんだっていう仕事アイデンティティの崩壊のような状態に陥り、今までの人生で一番の病み期でしたなぁ(´_ゝ`)

 なんとういうか、充実感、成長感が得られない。第3者から仕事を褒められても「別に私が当事者と二人でいるとこ見てるわけじゃないじゃん、私虐待してるかもしれないじゃん」と思うし、当事者本人から「あなたが良いわ」と感じることも出来ないし、感じたとしても疑うしそれは良くないことなんじゃないかと思うし。

 こうなると誰から何言われたってダメなパターンじゃーんノ☆

 

 という超卑屈モードで過ごしていたのですが、昨日「とりあえず休息を取ろう」と思っていろいろ調整を試みて、これだったらあまりシフトいじらずさらに給料もそんな下げずに週休2日に出来るんじゃないかという希望が見えて心が軽くなりました。きっと占い風にいえば大殺界から抜けた的な感じですよ、よく分かんないけど。

 多分根本的な解決にはなってないんだろうけど、やっぱり休みは大事だ。そんなわけでもうちょっとこの仕事を続けられそうです。

 

 

仕事を辞めたい気にさせた要素解消されてなーいなー。

まぁだから、常に辞めてしまいたい気持ちとは隣り合わせですなー。

でも、この頃この要素一つ一つをMAXレベルで感じていたとすると、今はそのレベルは下がる時もある、上がる時もある。あの頃は多分常にMAXで嫌だった。

読み返して思うのは、やっぱ給料上がる展望がないことと、来年も変わらぬ暮らしなんだろうなぁと思ってしまうところが残念。