ヘルパーつらいしきついけど嫌いじゃない

在宅の知的障害者の日々のヘルパーとして思うこと。

このブログについて

私は、大学を卒業して、新卒で、知的障害者を支援する東京多摩市のTクラブという小さな小さなNPOに入りました。

多分全国的にもまだまだ数の少ない、知的障害者の自立生活を支援する、ということで、1人で暮らしている知的障害の方のおうちにいって家事をしたり、お風呂の介助したり、一緒に寝たり、はたまた遊園地に一緒におでかけしたり、という仕事。

今までろくに接してこなかった知的障害者との1対1の介助は、こっちの言いたいことが伝わらなかったり、向こうの言いたいことが伝わらなかったりでとてもつらかった。相手が怒ったり、興奮している状況を見ても、優しくできなかったり、むしろいい加減にしてほしいと思う自分がとても嫌でつらかった。そんな気持ちを話せる人がいなくてとてもつらかった。

 

そんな、介助にまつわる“つらさ”、さらには職場の環境や働き方とかも含めて割と辛辣に会報に書き綴ったら、なかなかの反響。

 

だったので、その頃の会報に書いていたものをぼちぼちアップしていこうかと思います。

 

ちなみに私は今、その団体はやめてしまったけれど、別のところで同じように在宅の知的障害の方の介助をやっています。そう、つらいと喚いていた割になんだかんだと続けられたのです。

なので、私よりも若い子が、始めたばっかりの人が、これを読んで、あーこういう気持ちになるの私だけじゃなかったんだなーってホッとしたり、安心したりして、じゃあまだ私も続けられるかなって思ってくれたら、とても嬉しい、という思いもあってブログにまとめようと決心しました。

 

今続けられていることも書けたらいいけど、とりあえず、過去のものを載せていきます。